INTERVIEW 04 見えない場所に、水の安心をつくる。

広域事業部 工務課

2016年入社 岡本さん

岡本さん

北九州ウォーターサービスを
選んだきっかけは?

知人からの紹介がきっかけでした。最初にお声がけいただいた際は、担当する業務の内容や自分のやりたいことがうまく噛み合わず、一度お断りしていたんです。でも後日、工務課のポジションで改めてお声がけいただいて。「この仕事なら自分も力を発揮できそうだ」と感じて、入社を決めました。

当時は水道も土木もまったくの未経験で、以前は駐車場のメンテナンス関連の仕事をしていたので、業界としてはかなり遠い場所にいたんですよね。それでも「なんとかなるよ」と背中を押してもらって、思い切って飛び込みました。ちょうど会社が立ち上がる時期で。会社の歩みとほぼ同じ時間を、この仕事とともに重ねてきたことになります。

岡本さん

どんな仕事をしていますか?

岡本さん

一言で言うと、「道路の下にある水道管に関わる仕事」です。古くなった管を新しいものに入れ替える布設替工事が中心で、新たに開発される地域に水道管を延ばす工事にも携わっています。
私の立場は行政に近いイメージで、現場の業者さん・地域の行政窓口・社内のメンバー、それぞれの間に立ちながら工事の監督や調整を担当しています。

担当しているのは宗像市・福津市のエリアで、この10年間ずっとこの地域を見てきました。年間で9キロ以上の管を入れ替えることもあって、積み重ねてきた距離を想像すると自分でも驚くんですが(笑)
普段の暮らしで意識されることはほとんどないですけど、「水道管がちゃんと機能しているから、今日も蛇口から水が出る」という、その土台を支えている仕事だと思っています。

やっていて「おもしろい」と
感じる部分は?

毎日の対応がぜんぶ違うところです。たとえば漏水ひとつとっても、どこで起きているか、どの管に影響しているか、断水が必要かどうかで対応がまるで変わってきます。水を止めると、仕切り弁にたまっていたサビが溶け出して赤水になることもあって、そうなると工事が終わっても終わりじゃないんです。

きれいな水が戻るまで確認して、お客様に「もう使えますよ」と連絡してから、ようやく一件落着。現場を見て、判断して、調整して、最後まで責任を持って動く。その一連の流れを自分でやりきったときの達成感が、この仕事の面白さだと思っています。

机の上だけでは完結しないし、現場だけ見ていればいいわけでもない。両方を行き来しながら、どう動くかを考え続けることに、この仕事ならではのやりがいがあります。

入社して驚いたことや、
印象に残った出来事は?

「現場で、学べるものがこんなにあるんだ」という驚きが一番大きかったです。1年目はほんとうに分からないことだらけで、毎日現場に行っては業者さんに頭を下げながら、「これはどんな作業ですか」「この材料は何に使うんですか」と一つずつ聞いて回っていました。

迷惑をかけることも多かったと思いますが、みなさんが丁寧に向き合ってくれて。社内にも上下水道局のOBの方や工事経験者の方がいて、周りに支えられながら少しずつ知識が積み上がっていきました。知識は最初から持っている必要はなくて、現場に出て一つずつ拾っていけばいい。ゼロから始めたからこそ、"自分の足で覚えた"という実感が残っていて、それが今の仕事への自信につながっていると感じています。

岡本さん

普段、どんな雰囲気の中で
働いていますか?

岡本さん

聞きやすくて、頼れる空気がある職場だと感じています。私が入社したときも、何も分からない状態を周りがちゃんと受け止めてくれて。業者さんにも社内の先輩にも、素直に教えを請える環境でした。
この仕事は「現場で何かあったらどう動くか」という判断が必要な場面も多いので、一人で抱え込まずに相談できる人がいるかどうかって、本当に大事なんです。

今の職場もそういう空気が続いていて、困ったことがあれば誰かが動いてくれる安心感があります。残業もほとんどなく、メリハリをつけながら働ける環境なので、仕事が終わってからの時間もちゃんと自分のものにできています。
長く続けてこられた理由のひとつは、間違いなくこの職場の雰囲気があってこそだと思っています。

これからどんな成長を
目指していますか?

10年たっても、現場ごとに新しい発見があるんです。同じ敷設替えの工事でも、場所が変われば地盤の状態も違うし、周辺環境も違う。漏水の対応も毎回同じように進むわけじゃない。経験を積めば積むほど「こういう状況なら、こう判断する」という引き出しが増えていく感覚があって、そこに飽きのなさがあると思っています。

これからは、現場で覚えてきた判断の仕方や知識を、若い世代にどう伝えていくかを考えていきたいですね。宗像・福津では人口が増え続けていて、まだまだやるべき仕事が広がっています。見えないところで地域を支えてきたこの仕事を、次の人たちにちゃんとつないでいける存在になること。それが今の自分の目標です。

最後に、この仕事の魅力を
ひと言で表すと?

見えない場所で、地域の安心を支える仕事だと思います。普段の生活では、水道管のことを意識する機会はほとんどありません。
でも、その見えない部分がきちんと機能しているからこそ、毎日当たり前に水が使える。その当たり前を守っているところに、この仕事の大きな意味があります。

10年続けてきても、現場ごとに新しい発見がありますし、まだまだ学ぶことがあります。これからも宗像・福津の地域を支えながら、自分が現場で覚えてきたことを次の世代にもつないでいきたいです。

1日のスケジュール

  1. 8:15

    準備

    一日のタスクを整理します。

  2. 8:30

    メールチェック

    メールチェックを行い、優先順位を決定します。

  3. 9:00

    漏水対応

    漏水している現場へ補助作業のために出勤します。

  4. 12:15

    ランチタイム

  5. 13:00

    品質管理

    工事の最終クオリティを左右する重要なプロセスです。妥協のない検査と水圧試験を行います。その後の充水・洗管作業で、配水管の安全を担保します。

  6. 15:00

    報告書の作成

    国の補助事業に関する完了報告書を作成します。

  7. 16:00

    渇水対策会議

    福岡市の取水制限を受け、管内の影響と対策を協議します。

  8. 16:45

    明日の準備

    明日のスケジュール確認と整理

  9. 17:00

    退社

    基本的には定時退社です。時期によっては残業することもあります。

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